こんにちは!『Re:(り)』です!
リアルでは所謂”カードショップ店員”として生活しつつ、個人的な趣味で『Re:blog』を運営しています。
当ブログ『Re:blog』では、TCG関連の最新情報や、大会で使われているデッキや安くて長く遊べるデッキを紹介するデッキ解説記事などを投稿しています。
前述した通り、筆者は”カードショップ店員”というわけで、そのキャリアを存分に活かして深い情報を提供できるブログを目指して、日々精進しています。
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主にデッキ解説記事と高騰情報をまとめた記事を投稿しています!
デッキを作る際や、手持ちのカードを整理する際に参考になれば幸いです!
今回記事で解説するデッキは、先日の殿堂解除選手権で1枚制限に復帰した『アクアン』を採用した”ドロマーギャラクシールド”です!

『アクアン』 R 水文明 (4) クリーチャー:サイバーロード 2000 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から5枚を表向きにしてもよい。その中から光と闇のカードをすべて自分の手札に加え、残りを自分の墓地に置く。
『アクアン』は黎明期から活躍していた一枚で、昔から長い間使われていましたが、1枚で最大5枚ドローというカードパワーの高さが危惧されてP殿堂入りに指定されていたカードです。
しかし、先日発表された殿堂解除選手権で1枚制限に復帰したということで、現在注目を集めています!
基本的に『アクアン』は能力の性質上、水+闇の青黒、水+光の青白、これら3色を組み合わせた”ドロマーカラー”と呼ばれる配色のデッキに採用されます。
今回はその中でもっともデッキパワーが高くなるであろう”ドロマーカラー”に『アクアン』を採用したデッキを紹介します!
①水文明+闇文明+光文明の3色を使ったデッキタイプ!
②手札補充、手札破壊に長けており、過去にも環境を席巻していた実績あり!
③今回は最新能力”ギャラクシールド”を使ったデッキを紹介!
①昔ながらのデュエマを楽しみたい方!
②攻撃よりも耐久寄りのデッキが好きな方!
③嫌われる戦術が好きな方…笑
デッキレシピ公開

カード名 | 枚数 |
魔王と天使のカナシミ | 4 |
希望のジョー星 | 1 |
ブレイン・タッチ | 4 |
アクアン | 1 |
イグゾースト・II・フォー | 3 |
護天!銀河MAX | 4 |
天使と悪魔の墳墓 | 1 |
魔天降臨 | 1 |
「雷光の聖騎士」 | 4 |
サイバー・K・ウォズレック /ウォズレックの審問 | 4 |
S級宇宙 アダムスキー | 2 |
凄惨なる牙 パラノーマル | 1 |
ヴィオラの黒像 | 2 |
「光魔の鎧」 | 4 |
「絶対の楯騎士」 | 4 |
※このデッキレシピは筆者の脳内構築なので欠陥がある場合がございます。
「こんなアイディアがあるんだー」程度で見ていただけると幸いです。
デッキ解説
まずは大まかなデッキの動かし方を解説し、各カードの採用理由などを後述していきます。
デッキ名は”ドロマーギャラクシールド”ですが、厳密には手札破壊(ハンデス)を大量に搭載しているので”ギャラクシールド入りドロマーハンデス”かもしれませんね。
『アクアン』が解禁されたので序盤から軽量ハンデス呪文をばんばん打っても後から一気に手札を補充して差を広げられるというわけです。
という感じのコンセプトでデッキを組んだので、序盤からハンデス呪文を打って試合の主導権を握りましょう。
『魔王と天使のカナシミ』 C 闇文明 (2) 呪文:月光王国 相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。 自分のシールドを1つ、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
『ブレイン・タッチ』 C 水/闇文明 (3) 呪文 相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。 カードを1枚引く。
『サイバー・K・ウォズレック』 VR 水文明 (6) クリーチャー:サイバー・コマンド 6000 W・ブレイカー このクリーチャーが出た時、コスト3以下の呪文を合計2枚まで、両プレイヤーの墓地から選ぶ。それらをコストを支払わずに唱え、その後、持ち主の山札の下に置く。 『ウォズレックの審問』 VR 闇文明 (2) 呪文 相手の手札を見て、コスト3以下のカードを1枚選び、捨てさせる。
採用しているカードこそ違えど、動かし方は過去に存在していた”ドロマーハンデス”そのものですね。
これらを序盤に使って牽制したあとは『イグゾースト・II・フォー』でさらに追い討ち、『護天!銀河MAX』で”ギャラクシールド”の準備などを行なっていきましょう。
ハンデスで相手の動きを牽制して、こちらは守りを固めていくことで試合を有利に進めていきます。
ほかにも『「雷光の聖騎士」』を”ギャラクシールド”でプレイして除去を飛ばす準備、たまたま引いた『アクアン』で手札を補充する等、中盤以降は色々やることができるので手札と状況に応じてプレイしていきましょう!




『イグゾースト・II・フォー』 VR 水文明 (4) クリーチャー:ソニック・コマンド 3000 このクリーチャーが出た時、コスト4以下の呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。唱えた後、墓地に置くかわりに山札の下に置く。 自分が呪文を唱えた時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
『護天!銀河MAX』 R 光/水文明 (4) 呪文:チーム銀河 S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい) 次のうちいずれか1つを選ぶ。バトルゾーンに自分の光のクリーチャーと水のクリーチャーがそれぞれ1体以上あれば、両方選んでもよい。 ▶︎自分の手札を1枚表向きにして、新しいシールドとしてシールドゾーンに置く。 ▶︎相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
『「雷光の聖騎士」』SR 光/水文明 (6) クリーチャー:メタリカ/エンジェル・コマンド/チーム銀河 8500 <ギャラクシールド>[光/水(4)] 自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。 W・ブレイカー このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、シールド化する。 自分のシールドがブレイクされる時、このクリーチャーがバトルゾーンまたは表向きで自分のシールドゾーンにあれば、シールドブレイクのかわりに自分の手札を1枚捨ててもよい。
ハンデスで主導権を握り、守りを固めて「大丈夫!」ってところまで制圧をしたら攻撃をしていきましょう。
特に重要になってくるのは『「絶対の楯騎士」』です。攻撃するたびにシールドを追加することができるので万が一耐えられてしまっても突破が困難な盤面になるでしょう。捲れたカードが”ギャラクシールド”だった場合は後続を用意することも可能です。
また、耐久力に定評のあるこのデッキならではのフィニッシャーとして『S級宇宙 アダムスキー』を採用しました。
状況次第では『「雷光の聖騎士」』や『サイバー・K・ウォズレック』を展開してLOを狙う…っといった戦術を取ることも可能です!
『「絶対の楯騎士」』SR 光文明 (8) クリーチャー:メタリカ/チーム銀河 11500 <ギャラクシールド>[光(6)](このカードを使うコストの代わりに、[光(6)]を支払ってもよい。そうしたら、このカードを表向きにシールド化する) 自分のターンのはじめに、このクリーチャーが表向きで自分のシールドゾーンにあれば、コストを支払ったものとして召喚する。 ブロッカー W・ブレイカー このクリーチャーが表向きでシールドゾーンに置かれた時、あるいは出た時または攻撃する時、自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚を手札に加え、もう1枚を表向きにシールド化する。
『S級宇宙 アダムスキー』 SR 水文明 (7) 進化クリーチャー:マジック・コマンド/S級侵略者 7000 進化:自分の水のクリーチャー1体の上に置く。 S級侵略[宇宙]:水のコマンド(自分の水のコマンドが攻撃する時、バトルゾーンまたは自分の手札にあるこのカードをその上に重ねてもよい) W・ブレイカー このクリーチャーはブロックされない。 このクリーチャーがシールドをブレイクする時、かわりに相手の山札の上から2枚を、持ち主の墓地に置く。
各カードの採用理由
それでは各カードの採用理由を役割別で紹介していきます。
採用カード①ハンデス
主に序盤から打って牽制するための枠です。
コストが軽く、自分の手札を増やせる(リソース)点を採用基準にしてこれらのカードを採用しました。『サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問』はリソースを増やすことはできませんが、序盤から終盤までいくらでも仕事があるので採用しています。
また、中盤に使うであろう『イグゾースト・II・フォー』も基本的にはハンデス呪文を打ってさらに追い討ちを掛けるために採用しています。
軽量ハンデス呪文は少なすぎるとコンセプト通りに動ける確率が下がるためそれぞれ4枚採用が望ましいです。
『イグゾースト・II・フォー』の枚数に関しては人によって好みが分かれるところだと思いますので、各々で調整していただければと思います。
また、これらのカードを打ちすぎてこちらの手札が枯渇しないために今回のトピックである『アクアン』を採用しました。
1枚しか採用できないので、『アクアン』メインでデッキを組むのは難しいですが、やはりあるのとないのとではデッキの回転率が全然違ってきます。是非とも採用しておきたいカードです。

採用カード②ギャラクシールド
中盤から終盤にかけて、守りを固めて打点を補強していくための枠です。
『護天!銀河MAX』は早い段階から”ギャラクシールド”の準備を行えるため4枚採用確定です。
『「雷光の聖騎士」』『「絶対の楯騎士」』も枚数が少なすぎると打点が足りなくなる…っといったことも起こり得るため4枚採用が望ましいです。
あとはこれらとは少し役割が違いますが、『「光魔の鎧」』も4枚採用しています。こちらは”S・トリガー”、”ブロッカー”、”出た時にシールド追加”と主に耐久力を底上げするために採用しています。こちらもなるべく4枚採用が望ましいかなと思います。
『「光魔の鎧」』 R 光/水文明 (7) クリーチャー:メタリカ/チーム銀河 2000 S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい) ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい) このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚、表向きにし、新しいシールドとしてシールドゾーンに置いてもよい。
また、”ギャラクシールド”といえば『凄惨なる牙 パラノーマル』でしょう。
上記のカードで『凄惨なる牙 パラノーマル』を設置することができれば、それだけで完封できるデッキが存在するほどの強力な効果を有しています。さすがは殿堂カードといったところでしょうか。
”ギャラクシールド”を扱うなら優先的に採用しておきたいカードなので、こちらも確定枠かなと思いおます。

『凄惨なる牙 パラノーマル』 R 闇文明 (7) クリーチャー:アウトレイジ 7000 W・ブレイカー シールド・ゴー このカードが自分のシールドゾーンに表向きであれば、バトルゾーンにある相手のクリーチャーすべてのパワーは-3000される。
採用カード③フィニッシャー、その他
今回サブフィニッシャーとして『S級宇宙 アダムスキー』を採用しています。
状況次第ではこちらでLOを狙っていくプランを取っていきましょう。
もっとLOに特化させたい場合は増量を検討してみても良いかと思います。
また『魔天降臨』も序盤のハンデスがうまくいけばこれ一枚で試合を終わらせることができるため、採用しました。状況に応じて使い分けていきましょう。
『魔天降臨』 R 闇文明 (6) 呪文 S・トリガー 各プレイヤーは、自身のマナゾーンのカードと手札をまるごと交換し、その後、マナゾーンのカードをすべてタップする。
残りの枠は『希望のジョー星』『天使と悪魔の墳墓』『ヴィオラの黒像』といった特定のデッキ、カードに対して有効打になりうるカードを採用しました。
これらは非常に強力なカードですが、メインの動きにあまり関係のないカードたちなのでここら辺の枠は完全に調整枠ですね。各々で好きなカードに差し替えてしまっても問題ないです。
『希望のジョー星』R 無色 (3) D2フィールド:ジョーカーズ このゲームで使用するカード、そのコスト、そのテキスト内のコストはすべて、文明を失う。(無色となる) (他のD2フィールドが出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)
『天使と悪魔の墳墓』 R 光/闇文明 (4) 呪文 S・トリガー バトルゾーンに同じ名前のクリーチャーが2体以上あれば、それらをすべて破壊する。 すべてのマナゾーンを見て、同じ名前のカードが2枚以上あれば、それらをすべて持ち主の墓地に置く。
『ヴィオラの黒像』 R 闇文明 (7) タマシード:キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン/レクスターズ S・トリガー(このタマシードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ使ってもよい) シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。 このタマシードが出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。その破壊したクリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを1体、自分の墓地から出してもよい。

最後までお読みいただきありがとうございました!
今後もデュエマ、遊戯王を中心にデッキ解説記事、カードの高騰情報をまとめた記事を投稿していきますのでよろしくお願いします!
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