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今回記事で解説するのは、CS入賞で話題沸騰中の『甲型龍帝式 キリコ³』を使ったデッキです!
これまでに『甲型龍帝式 キリコ³』を軸にしたデッキは存在しましたが、進化サポートが豊富になっていったこともあり、ついに環境に姿を表すほど強力になりました!
『甲型龍帝式 キリコ³』 SR 水文明 (8) 進化クリーチャー:クリスタル・コマンド・ドラゴン 13000 進化-自分の水のドラゴン1体の上に置く。 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札をすべて、好きな順序で山札の一番下に置く。その後、自分の山札の上から、呪文が3枚出るまで、カードをすべてのプレイヤーに見せる。こうして見せたそれ以外のカードをすべて山札に加えてシャッフルし、その後、その3枚の呪文をコストを支払わずに唱える。 T・ブレイカー
『甲型龍帝式 キリコ³』はその効果の性質上、クリーチャーに寄せた専用構築にするのが主流ですね。
バトルゾーンに出た時に呪文が3枚捲れるまで山札を表向きにしていき、捲れた3枚の呪文を全てコストを支払わずに詠唱することができます!
採用する呪文を『オールデリート』のような一枚でゲームが終わるレベルの呪文のみにしておけば、『甲型龍帝式 キリコ³』を出すだけでほぼほぼ勝ち確まで持っていけるというわけです!
『オールデリート』P(VR) 闇文明 (11) 呪文 各プレイヤーは、バトルゾーン、手札、シールドゾーン、墓地にある自身のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。
今回はそんな『甲型龍帝式 キリコ³』を現代風にアレンジしたデッキを紹介します!
①進化サポートが豊富になっていったこともあり、ついに環境に姿を表すほど強力に!
②バトルゾーンに出た時に呪文が3枚捲れるまで山札を表向きにしていき、捲れた3枚の呪文を全てコストを支払わずに詠唱することが可能!
③採用する呪文を『オールデリート』のような一枚でゲームが終わるレベルの呪文のみにしておけば、『甲型龍帝式 キリコ³』を出すだけでほぼほぼ勝ち確まで持っていける!
①勝ちにこだわっている方!
②大会に参加してみたい方!
③ガチデッキを組んでみたい方!
デッキレシピ公開

カード名 | 枚数 |
霞み妖精ジャスミン | 4 |
悪魔妖精ベラドンナ | 4 |
天災 デドダム | 4 |
シラズ死鬼の封 | 3 |
龍罠 エスカルデン /マクスカルゴ・トラップ | 4 |
生命と大地と轟破の決断 | 1 |
一王二命三眼槍 | 4 |
切札勝太&カツキング -熱血の物語- | 4 |
蒼狼の王妃 イザナミテラス | 4 |
甲型龍帝式 キリコ³ | 4 |
蒼き団長 ドギラゴン剣 | 1 |
龍の極限 ドギラゴールデン | 1 |
オールデリート | 3 |
※このデッキレシピは筆者の脳内構築なので欠陥がある場合がございます。
「こんなアイディアがあるんだー」程度で見ていただけると幸いです。
デッキ解説
まずは大まかなデッキの動かし方を解説し、各カードの採用理由などを後述していきます。
基本的に目指すのは『甲型龍帝式 キリコ³』の着地です。
序盤からマナブーストを使ってマナを伸ばしていき、『蒼狼の王妃 イザナミテラス』を出すことでマナゾーンから『甲型龍帝式 キリコ³』を踏み倒すことができます!
『蒼狼の王妃 イザナミテラス』 P 水/自然文明 (6) クリーチャー:サムライ/オリジン/ポセイディア・ドラゴン 4000 このクリーチャーが出た時、次のうち1つを選ぶ。 ▶︎相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて持ち主のマナゾーンに置く。 ▶︎自分の山札から1枚目を見て、手札に加えるかマナゾーンに置く。その後、このクリーチャーから進化できる、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャーを1体、手札またはマナゾーンから選び、このクリーチャーの上に置く。
『甲型龍帝式 キリコ³』を踏み倒すことで山札にある呪文を3枚詠唱することができます!
ここで捲りたいのは『龍罠 エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ』の下面である『マクスカルゴ・トラップ』と『オールデリート』です。
この2枚を同時に詠唱することで一気に勝ちまで持っていくことが可能です!採用している呪文もこの2枚と『マクスカルゴ・トラップ』とほぼ同じ動きを再現することができる『生命と大地と轟破の決断』のみなので、成功率はかなり高いです!
『龍罠 エスカルデン』 SR 自然文明 (5) クリーチャー:ドラゴンギルド/グランセクト 5000 このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚を表向きにする。その中からクリーチャーを1体、自分の手札に加えてもよい。残りをマナゾーンに置く。 『マクスカルゴ・トラップ』 SR 自然文明 (7) 呪文 相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。 コスト6以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出す。
『生命と大地と轟破の決断』 SR 自然文明 (5) 呪文 この呪文を自分のマナゾーンから唱えてもよい。そうしたら、唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く。 次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい) ►自分の山札の上から1枚目を、タップしてマナゾーンに置く。 ►コスト5以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。 ►このターン、自分のクリーチャー1体はパワー+3000され、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる。
無事に2種類の呪文が捲れたら効果を解決していきましょう。
まずは『オールデリート』の効果を解決させ、お互いのバトルゾーン、手札、シールドゾーン、墓地にある自身のカードをすべて山札に加えてリセットします。
続けて『マクスカルゴ・トラップ』の効果を処理します。
マナゾーンからコスト6以下のクリーチャーを踏み倒すことができるので、『切札勝太&カツキング -熱血の物語-』か『一王二命三眼槍』を踏み倒しましょう。
『切札勝太&カツキング -熱血の物語-』は自分のシールドが1枚も無い場合に”SA”が付与されるので『オールデリート』詠唱後に出せば問題なく攻撃することができます!
『一王二命三眼槍』も元から”SA”を持っているので『オールデリート』詠唱後にこれらを出すことで勝ちまで持っていくことができます。
『切札勝太&カツキング -熱血の物語-』 DSR 水/火/自然文明 (5) クリーチャー:アウトレイジ・ドラゴン/ヒューマノイド 5000+ マッハファイター このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から5枚を見る。そのうちの1枚を相手に見せてから手札に加え、残りを好きな順で山札の下に置く。こうして見せたカードが火または自然なら、クリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。 革命2:自分のシールドが2つ以下なら、自分のシールドゾーンから手札に加えるこのクリーチャーに「S・トリガー」を与える。 革命0:自分のシールドが1つもなければ、このクリーチャーのパワーを+10000し、「スピードアタッカー」と「T・ブレイカー」を与える。
『一王二命三眼槍』 SR 闇/火文明 (5) クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 6000 自分がゲームに負ける時、これが相手のターンで、自分のマナゾーンに闇のカードと火のカードがそれぞれ1枚以上あれば、かわりに自分の手札にあるこのカードを相手に見せ、山札の下に置いてもよい。 スピードアタッカー W・ブレイカー <鬼エンド>このクリーチャーが出た時、シールドが1つもないプレイヤーがいれば、自分の山札の一番下のカードを墓地に置く。それがコスト5以下のクリーチャーなら、出してもよい。
各カードの採用理由
それでは各カードの採用理由を役割別で紹介していきます。
採用カード①メイン
デッキのメインを担うカード群です。
まずはデッキのフィニッシャーである『甲型龍帝式 キリコ³』と、踏み倒し効果でサポートできる『蒼狼の王妃 イザナミテラス』です。これらは確実に引き込みたいカードなのでそれぞれ4枚確定で良いかと思います。
そして『甲型龍帝式 キリコ³』で踏み倒す用の呪文である『オールデリート』と『龍罠 エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ』と『生命と大地と轟破の決断』も確定枠です。これらが無いと『甲型龍帝式 キリコ³』がフィニッシャーとして機能しなくなります。
しかし、『オールデリート』に関しては3枚採用だと『甲型龍帝式 キリコ³』で『オールデリート』3枚捲れる可能性も出てきます。ここらへんの枚数配分は好みによって分かれてくるかと思います。
あとは『オールデリート』詠唱後に『龍罠 エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ』か『生命と大地と轟破の決断』で引っ張ってこれるアタッカーも確定枠です。
今回はコンボパーツを探しにいける『切札勝太&カツキング -熱血の物語-』と受け札として機能する『一王二命三眼槍』を8枚体制で採用しました。
採用カード②ブースト枠
『甲型龍帝式 キリコ³』を踏み倒すことができる『蒼狼の王妃 イザナミテラス』をなるべく早く場に出せるためにブーストを採用しています。
状況によっては『切札勝太&カツキング -熱血の物語-』を挟んで8マナ払って『甲型龍帝式 キリコ³』を出すこともあるので多めに採用しています。
ここらへんの枠は呪文でなければいくらでも代用が効くので各々で差し替えていただければと思います。
『霞み妖精ジャスミン』C 自然文明 (2) クリーチャー:スノーフェアリー 1000 このクリーチャーが出た時、このクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
『悪魔妖精ベラドンナ』 P(UC) 闇/自然文明 (2) クリーチャー:スノーフェアリー/ファンキー・ナイトメア 2000 このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、次のうちいずれか1つを選ぶ。 ►相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。 ►自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
『天災 デドダム』P 水/闇/自然文明 (3) クリーチャー:トリニティ・コマンド/侵略者 3000 このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚を手札に加え、1枚をマナゾーンに置き、残りの1枚を墓地に置く。
採用カード③その他
これ以外のカードは、メインの動きとは直接関係がないカードたちなので、各々で差し替えてしまって問題ない枠ですね。
『シラズ死鬼の封』はブースト枠が自壊するクリーチャーで固めているので、これらを蘇生することで実質的なブースト枠として機能します。『天災 デドダム』用の闇単色枠としても優秀です。
『蒼き団長 ドギラゴン剣』はサブフィニッシャー的な感じで採用しました。『蒼狼の王妃 イザナミテラス』を踏み倒すことができるのでそこから連鎖的に『甲型龍帝式 キリコ³』を踏み倒して…っといった動きも可能です。
『龍の極限 ドギラゴールデン』も『蒼き団長 ドギラゴン剣』と同じく、”革命チェンジ”を狙いやすい構築のためサブフィニッシャーとして採用しています。
『龍の極限 ドギラゴールデン』に関しては他の”革命チェンジ”持ちクリーチャーに差し替えてしまっても良さそうですが、今回は『切札勝太&カツキング -熱血の物語-』を使う際の火マナ確保のことを考えての採用です。もちろん調整枠なので各々で差し替えてしまっても問題ないです。
『シラズ死鬼の封』 UC 闇文明 (4) タマシード:デモニオ/鬼レクスターズ S・トリガー(このタマシードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ使ってもよい) シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。 このタマシードが出た時、コストの合計が4以下になるよう、クリーチャーを好きな数自分の墓地から選んで出す。
『蒼き団長 ドギラゴン剣』 LEG 火/自然文明 (8) クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 13000 革命チェンジ:火または自然のコスト5以上のドラゴン T・ブレイカー 自分の多色クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。 ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、コストの合計が6以下になるよう、進化ではない多色クリーチャーを好きな数、自分のマナゾーンまたは手札から選び、出す。
『龍の極限 ドギラゴールデン』 LEG 火/自然文明 (8) クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 14000 革命チェンジ:火または自然のコスト5以上のドラゴン T・ブレイカー このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。その後、相手の禁断クリーチャーを1体破壊する。 極限ファイナル革命:このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このゲーム中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、次のターン、相手のパワー1000000以下のクリーチャーは、自分を攻撃できない。
デッキ改造案
さて、”甲型龍帝式 キリコ³”を一通り紹介し終えましたが、最後にちょっとした改造案などを紹介して終わりにしたいと思います。
デッキ改造案①『緑銅の鎧』
マナブースト枠でおすすめなのは『緑銅の鎧』です。
4コストのマナブーストなので次のターンには『蒼狼の王妃 イザナミテラス』を出すことができ、『蒼狼の王妃 イザナミテラス』で踏み倒す用の『甲型龍帝式 キリコ³』をマナゾーンに落とすことができるので一連の動きに噛み合っている一枚です!
山札を見ることができるので、山札の中にある呪文の総数を把握できる点もポイント高いです!
『緑銅の鎧』 UC 自然文明 (4) クリーチャー:ビーストフォーク/エイリアン 2000 このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札を見る。その中から自然以外のカードを1枚選び、自分のマナゾーンに置いてもよい。その後、山札をシャッフルする。
デッキ改造案②『百族の長 プチョヘンザ』
今回は色の都合上で採用を見送りましたが、『百族の長 プチョヘンザ』を採用するのもおすすめです。
リセット効果が非常に強力なので、『甲型龍帝式 キリコ³』に繋げる際に活躍します!
『百族の長 プチョヘンザ』 LEG 光/自然文明 (8) クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/革命軍/ダママ団 12500 革命チェンジ:光または自然のコスト5以上のドラゴン T・ブレイカー 自分のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが小さい相手のクリーチャーは、タップして出る。 ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、このクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーをすべて持ち主のマナゾーンに置く。

最後までお読みいただきありがとうございました!
今後もデュエマ、遊戯王を中心にデッキ解説記事、カードの高騰情報をまとめた記事を投稿していきますのでよろしくお願いします!
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