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今回記事で解説するデッキは、『龍風混成 ザーディクリカ』を採用した”5cコントロール”です!
”5cコントロール”は昔から存在していたデッキタイプであり、現在では『龍風混成 ザーディクリカ』を採用したタイプがCSで結果を残しています。
『龍風混成 ザーディクリカ』SR 光/水/火文明 (7) クリーチャー:ディスペクター/クリスタル・コマンド・ドラゴン/エンジェル・コマンド/メルト・ウォリアー 6000 EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く) W・ブレイカー このクリーチャーが出た時、コスト7以下の呪文を1枚、自分の手札または墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。それを唱えた後、墓地のかわりに山札の下に置く。 自分のターンの終わりに、そのターン自分が呪文を唱えていれば、相手のパワー5500以下のクリーチャーを1体破壊し、その後、カードを1枚引いてもよい。
”5cコントロール”は構築の自由度が非常に高いのが特徴で、使う人や周りの環境によって採用カードが全く違ってくるのが面白いところです。
今回紹介する『龍風混成 ザーディクリカ』型の”5cコントロール”にも様々な派生デッキが存在するので、順々で紹介していけたらと思います。
今回記事にするのは『龍風混成 ザーディクリカ』を踏み倒すことができる『天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー』を軸にしたタイプです!
下面の『ナウ・オア・ネバー』は踏み倒したクリーチャーを即座にバウンスする効果なのですが、『龍風混成 ザーディクリカ』の”EXライフ”を使うことで『龍風混成 ザーディクリカ』は手札に戻らず、そのまま場に居座り続けることができます!
『ナウ・オア・ネバー』を使ったあとは、クリーチャー面の『天命龍装 ホーリーエンド』が蘇生先として機能するのがこの『ナウ・オア・ネバー』型の強みですね!
今回はそんな『ナウ・オア・ネバー』型の”5cコントロール”の紹介です!
『天命龍装 ホーリーエンド』SR 光文明 (7) クリーチャー:ドラゴンギルド/メタリカ 9500 ブロッカー W・ブレイカー このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーをすべてタップする。その後カードを1枚引く。 『ナウ・オア・ネバー』 SR 水文明 (5) 呪文 S・トリガー コスト7以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。その後、そのクリーチャーを手札に戻す。
①”5cコントロール”は構築の自由度が非常に高いのが特徴!
②今回紹介する『龍風混成 ザーディクリカ』型の”5cコントロール”にも様々な派生デッキが存在!
③『天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー』を軸にしたタイプは、『龍風混成 ザーディクリカ』はを踏み倒したあとは蘇生先として機能する点が優秀!
①勝ちにこだわっている方!
②大会で勝ちたい方!
③とにかく高額カードを使い倒したい方!
デッキレシピ公開

※このデッキレシピは筆者の脳内構築なので欠陥がある場合がございます。
「こんなアイディアがあるんだー」程度で見ていただけると幸いです。
デッキ解説
まずは大まかなデッキの動かし方を解説し、各カードの採用理由などを後述していきます。
基本的には『ナウ・オア・ネバー』による踏み倒しを目指す形でデッキを回していきましょう。
初動は全て3コストなので、最速で行けば4ターン目には『ナウ・オア・ネバー』で踏み倒しを行うことができます!
『天災 デドダム』 P 水/闇/自然文明 (3) クリーチャー:トリニティ・コマンド/侵略者 3000 このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚を手札に加え、1枚をマナゾーンに置き、残りの1枚を墓地に置く。
『フェアリー・ミラクル』 C 自然文明 (3) 呪文 自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。 自分のマナゾーンにすべての文明が揃っていれば、さらにもう1枚、自分の山札の上からマナゾーンに置く。
『闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー』 P(R) 自然文明 (7) クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/ハンター 9000 マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる) W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする) このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。 『お清めシャラップ』 P(R) 自然文明 (3) 呪文 自身の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。 カードを1枚以上、いずれかのプレイヤーの墓地から選んでもよい。そのプレイヤーは、それらを自身の山札に加えてシャッフルする。
『ナウ・オア・ネバー』で踏み倒すのは前述した『龍風混成 ザーディクリカ』のほかに『ソーシャル・マニフェストII世』を採用しているのでこの2択になってくるかと思います。
『ナウ・オア・ネバー』が相手の攻撃によって”S・トリガー”で発動した場合は、手札にあるもう一枚の『天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー』を踏み倒してすぐさまバウンスして相手クリーチャーを全てタップさせる…っといった動きも覚えておきましょう。
『ソーシャル・マニフェストII世』は”バズレンダ”で『ロスト・Re:ソウル』を踏み倒すことができるので、相手のデッキや状況にもよりますが、序盤・中盤はこちらの動きを狙っていくのもおすすめです。
『ソーシャル・マニフェストII世』 SR 水/自然文明 (7) クリーチャー:トリックス/サイバー・コマンド/チームウェイブ 6000 <バズレンダ>[無色(3)](このクリーチャーのコストを支払う時、追加で[無色(3)]を好きな回数支払ってもよい。このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのBR能力を1回と、追加で[無色(3)]支払った回数、使う) BR-自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、コスト7以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分のマナゾーンから唱えてもよい。 W・ブレイカー
『ロスト・Re:ソウル』 R 闇文明 (7) 呪文 G・ストライク(この呪文を自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない) 相手は自身の手札をすべて捨てる。
上記の展開でゲームを有利にしたあとは『聖魔連結王 ドルファディロム』を出して制圧していきます。
『聖魔連結王 ドルファディロム』は8コストなので『灰燼と天門の儀式』で蘇生させることもできます!
今回のこの構築は『ナウ・オア・ネバー』で踏み倒す関係上、”EXライフ”が墓地に落ちるタイミングが多いので、しれっと『聖魔連結王 ドルファディロム』が墓地に送られていることも多いです。
『灰燼と天門の儀式』で『ナウ・オア・ネバー』を使ったあとの『天命龍装 ホーリーエンド』を踏み倒して遅延…っといった動きもよくあるので覚えておきましょう。
『聖魔連結王 ドルファディロム』 KGM 光/闇/火文明 (8) クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 13500 EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く。) スピードアタッカー T・ブレイカー このクリーチャーが出た時、またはこのクリーチャーの「EXライフ」シールドが自分のシールドゾーンを離れた時、相手の多色ではないクリーチャーをすべて破壊する。 相手は多色ではない呪文を唱えられない。
『灰燼と天門の儀式』 VR 光/闇/火文明 (6) 呪文 S・トリガー コスト8以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーに「ブロッカー」を与える。その後、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その2体をバトルさせる。
各カードの採用理由
それでは各カードの採用理由を役割別で紹介していきます。
採用カード①初動
序盤に打って5コスト域に繋げるカード群です。
3→5と動く関係上、2コストブーストよりもカードパワーが高い3コストブーストを採用することが多いです。
今回採用したのは5cの特権である『フェアリー・ミラクル』、墓地に『龍風混成 ザーディクリカ』で唱える用の呪文や『龍風混成 ザーディクリカ』自身を落として蘇生先を用意することができる『天災 デドダム』、墓地メタやLOを防ぐことができる『闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ』です。
『フェアリー・ミラクル』と『天災 デドダム』はデッキの基盤になるのでそれぞれ4枚採用されることが多く、『闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ』は周りの環境や使う人によって枚数が増減していくかなって感じです。
採用カード②メイン
デッキのメインになってくる枠です。
今回の構築は『天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー』をメインに据えているので、『天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー』と踏み倒し先である『龍風混成 ザーディクリカ』が確定枠。
『ソーシャル・マニフェストII世』も『天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー』の踏み倒し枠として採用されることが多いですが、この枠は人によって変わってくる印象です。
また、『天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー』で踏み倒す関係上、”EXライフ”が墓地に送られる機会も多いので、『灰燼と天門の儀式』も多めに採用されることが多いですね。
また、『ナウ・オア・ネバー』以外にもいくつかのルートを用意しておくことで色んなデッキ相手に対応できるので、3→5→7と繋ぎつつ墓地を肥やせる『ドンドン火噴くナウ』を採用しています。
あとは、3→5→7の動きを意識して7コストかつ防御札になれる『ロスト・Re:ソウル』も今回採用しました。『ソーシャル・マニフェストII世』で打てる点もポイントです。
ここらへんの枠は、人によって枚数が増減していくかと思いますが、3→5→7の動きを安定させるために『ドンドン火噴くナウ』は4枚採用されることが多いです。『ロスト・Re:ソウル』も最近のテンプレ構築だと4枚がデフォルトになりつつありますね。
『ドンドン火噴くナウ』 R 水/火/自然文明 (5) 呪文 S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい) 自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚をマナゾーンに置き、1枚を手札に加え、残りの1枚を墓地に置く。こうして墓地に置いたカード以下のコストを持つ相手のクリーチャーを1体破壊する。
採用カード③フィニッシャー
『聖魔連結王 ドルファディロム』と”革命チェンジ”持ちの『時の法皇 ミラダンテXII』と『SSS級天災 デッドダムド』がここの役割を担っています。
この枠は使う人や周りの環境のよってかなり変わってくる枠なので、各々で差し替えてしまって良い枠かと思います。
『灰燼と天門の儀式』で踏み倒せる8コスト以下を採用基準に色々試してみましょう!
『時の法皇 ミラダンテXII』 LEG 光/水文明 (8) クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン/革命軍/ドレミ団 12000 革命チェンジ:光または水のコスト5以上のドラゴン T・ブレイカー このクリーチャーが出た時、光のコスト5以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。そうしなければ、カードを1枚引く。 ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、次の相手のターンの終わりまで、相手はコスト7以下のクリーチャーを召喚できない。
『SSS級天災 デッドダムド』 P 水/闇/自然文明 (8) 進化クリーチャー:トリニティ・コマンド/S級侵略者 11000 進化:水、闇、または自然いずれかのクリーチャー1体の上に置く。 SSS級侵略[天災]:水、闇、または自然のコマンド(自分の水、闇、または自然のコマンドが攻撃する時、バトルゾーン、自分の手札、墓地、マナゾーンにあるこのカードをその上に重ねてもよい) W・ブレイカー このクリーチャーを別のクリーチャーの上に重ねた時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の墓地かマナゾーンに置く、または手札に戻す。
デッキ改造案
さて、”5cコントロール”を一通り紹介し終えましたが、最後にちょっとした改造案などを紹介して終わりにしたいと思います。
デッキ改造案①『龍素記号Xf クローチェ・フオーコ』
今回は『闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ』を墓地メタとして採用していますが、『龍素記号Xf クローチェ・フオーコ』もおすすめな墓地メタです。
こちらは”G・ゼロ”なので、何かしら行動したついでに出すことができるので便利です。
ただし、こちらは使うと自分の墓地も強制的にリセットしてしまうので『灰燼と天門の儀式』とはやや噛み合わないので注意です。

『龍素記号Xf クローチェ・フオーコ』 R 水文明 (5) クリーチャー:クリスタル・コマンド・ドラゴン 6000 G・ゼロ:相手の墓地にカードが5枚以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。 ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい) このクリーチャーは攻撃できない。 このクリーチャーが出た時、各プレイヤーは自身の墓地のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。
デッキ改造案②『悪魔龍 ダークマスターズ』
『ナウ・オア・ネバー』や『灰燼と天門の儀式』の踏み倒し先としておすすめなのが『悪魔龍 ダークマスターズ』です。
ハンデスが強力なのはもちろんですが、貴重な闇単色なので『天災 デドダム』を出す際に何かと便利だったりします。
『悪魔龍 ダークマスターズ』 VR 闇文明 (7) クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 7000 W・ブレイカー このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手の手札を見て3枚まで選び、捨てさせる。

最後までお読みいただきありがとうございました!
今後もデュエマ、遊戯王を中心にデッキ解説記事、カードの高騰情報をまとめた記事を投稿していきますのでよろしくお願いします!
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