こんにちは!『Re:(り)』です!
リアルでは所謂”カードショップ店員”として生活しつつ、個人的な趣味で『Re:blog』を運営しています。
当ブログ『Re:blog』では、TCG関連の最新情報や、大会で使われているデッキや安くて長く遊べるデッキを紹介するデッキ解説記事などを投稿しています。
前述した通り、筆者は”カードショップ店員”というわけで、そのキャリアを存分に活かして深い情報を提供できるブログを目指して、日々精進しています。
皆さまのお役に立てるような情報を提供できれば幸いです。

主にデッキ解説記事と高騰情報をまとめた記事を投稿しています!
デッキを作る際や、手持ちのカードを整理する際に参考になれば幸いです!
今回記事で解説するデッキは、アルモモこと『アルカディアス・モモキング』を採用した”赤白我我我”です!
これまでたくさんの”我我我”系列のデッキを紹介してきましたが、今回はその中でも特に制圧力が高く、コントロールが流行れば流行るほど強くなるデッキタイプだと思います!
『アルカディアス・モモキング』 KGM 光/火文明[ジョーカーズ] (6) スター進化クリーチャー:ジョーカーズ・ドラゴン/エンジェル・コマンド/レクスターズ 12500 スター進化:レクスターズ、光のクリーチャー、または火のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる) T・ブレイカー 自分の他のレクスターズすべてのパワーを+2000する。 相手は光以外の呪文を唱えられない。 各ターン、はじめて出る相手のクリーチャーは、タップして出る。
今回の”赤白我我我”は名前の通り”光文明”が入ったことにより、アタッカーの質が向上し、メタ要素が高いのが特徴です!
しかし、文明が2色になったことで、色事故や手札事故といったマイナス面も少なからず存在するので一長一短といった感じでしょうか。
そこで今回の構築は、これまでに紹介してきた”我我我”系列のデッキの強みだった”速度”を落とし、これまで以上にアタッカーの質、メタ要素に寄せた構築を組んでみました。
今までの”赤単速攻”、”赤単我我我”などと比べると値段は少し高めかもしれませんが、”ビートダウン”系統のデッキを組む際によく使われるカードをいくつか流用しているので、長くデュエマを遊ぶ人におすすめできるデッキレシピだと思います!
デッキレシピ公開

カード名 | 枚数 |
こたつむり | 4 |
赤い稲妻 テスタ・ロッサ | 4 |
検問の守り 輝羅 | 4 |
奇石 ミクセル /ジャミング・チャフ | 4 |
チャラ・ルピア | 4 |
コッコ・ルピア GS | 3 |
煌星龍 サッヴァーク | 4 |
大爆龍 ダイナボルト | 4 |
アルカディアス・モモキング | 4 |
“轟轟轟”ブランド | 1 |
我我我ガイアール・ブランド | 4 |
※このデッキレシピは筆者の脳内構築なので欠陥がある場合がございます。
「こんなアイディアがあるんだー」程度で見ていただけると幸いです。
デッキ解説
まずは大まかなデッキの動かし方を解説し、各カードの採用理由などを後述していきます。
まずは大まかなデッキの動かし方を解説し、各カードの採用理由などを後述していきます。
このデッキの主軸になっているのはデッキ名からもわかる通り『我我我ガイアール・ブランド』です。
8コストと”赤単速攻”の中だとトップクラスの高コストクリーチャーですが、自身の能力で最大コストを6下げることができるので実質2マナで召喚できるフィニッシャーです。
『我我我ガイアール・ブランド』 KGM 火文明 (8) スター進化クリーチャー:ビートジョッキー/レッド・コマンド・ドラゴン/レクスターズ 9000 このクリーチャーを、コストを3少なくし、さらに、このターン、自分の他の火のクリーチャーを召喚していれば、追加で3少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンこのクリーチャーは可能なら攻撃し、その攻撃の後でこのクリーチャーを破壊する。 スター進化:レクスターズまたは火のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる) W・ブレイカー このカードが離れた時、自分のクリーチャーをすべてアンタップし、このターンそれらに「スピードアタッカー」を与える。
自身のコスト軽減効果を使用すると、攻撃の終わりに『我我我ガイアール・ブランド』が破壊されてしまいますが、破壊されると自分のクリーチャーが全てアンタップするので、要するに自己完結してるタイプのフィニッシャーです。
この『我我我ガイアール・ブランド』の攻撃力の高さを活かすために低コストクリーチャーを大量に採用し、序盤からばら撒いて『我我我ガイアール・ブランド』に繋げて一斉に攻撃していくのが”赤単我我我”の基本的な戦い方になります。
…ですが、今回はこの『我我我ガイアール・ブランド』以外にもフィニッシャーとして『アルカディアス・モモキング』を採用することで二段構えの戦略を立てることができます!
どちらも似たような進化元を必要としますので、進化元確保のためにデッキ内を圧迫せずに共存できることから実現しました!
序盤はメタクリーチャーを展開し、一気にゲームエンドまで持ち込めそうなら『我我我ガイアール・ブランド』、強力な”S・トリガー”を複数採用しているようなコントロール系統なら『アルカディアス・モモキング』を召喚してからゲームエンドまで持ち込んでいきましょう!
①”赤白我我我”は名前の通り、『我我我ガイアール・ブランド』を主軸にした火・光文明の”速攻”タイプのデッキ!
②序盤からメタクリーチャーを展開し、一気にゲームエンドまで持ち込めそうなら『我我我ガイアール・ブランド』、強力な”S・トリガー”を複数採用しているようなコントロール系統なら『アルカディアス・モモキング』で勝負を決めに行きましょう!
各カードの採用理由
それでは各カードの採用理由を役割別で紹介していきます。
採用カード①2コストメタクリーチャー
今回はこれまで紹介してきた”赤単我我我”、”赤白我我我”と違って、1コストクリーチャーの採用を全くしていません。
『アルカディアス・モモキング』を採用している関係上、どんなに速度を上げたところで”速攻”なのか”コントロール”なのか中途半端なデッキになってしまうからですね。
なので今回は、攻めつつも戦況をコントロールしていくということで2コストメタクリーチャーにたくさんの枠を確保しています。
主な役割としては同系統に対して有効な『こたつむり』、現環境に多い踏み倒し全般を封じる『赤い稲妻 テスタ・ロッサ』と『奇石 ミクセル』、”リアニメイト”のような特殊な踏み倒しを封じる『検問の守り 輝羅』と行った感じですね。
今回はわかりやすく4枚ずつ採用していますが、周りの環境に合わせて枚数の増減を行っても大丈夫な枠です。
”リアニメイト”…クリーチャーを墓地からバトルゾーンに出すこと。
『こたつむり』 VR 火文明 (2) クリーチャー:ビートジョッキー/スペシャルズ 2000+ 自分のマナゾーンに火のクリーチャーが4体以上あれば、このクリーチャーに「パワーアタッカー+4000」と「W・ブレイカー」を与える。 相手のクリーチャーは、出たターン、プレイヤーを攻撃できない。 このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーは次の自分のターンのはじめにアンタップしない。
『赤い稲妻 テスタ・ロッサ』C 火文明 (2) クリーチャー:アウトレイジ 2000+ バトル中、このクリーチャーのパワーを+2000する。 相手のターン中に、相手のクリーチャーが召喚以外の方法で出る時、相手はかわりにそのクリーチャーを墓地に置く。
『奇石 ミクセル』 R 光文明 (2) クリーチャー:メタリカ 2000 相手のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きいクリーチャーを相手がバトルゾーンに出した時、相手はそれを自身の山札の一番下に置く。 |
『ジャミング・チャフ』 R 光文明 (5) 呪文 次の自分のターンのはじめまで、相手は呪文を唱えられない。 カードを1枚引く。 |
『検問の守り 輝羅』 UC 光文明 (2) クリーチャー:メタリカ 2000 G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない) 誰も、手札以外からカードを出せない。
採用カード②『アルカディアス・モモキング』の進化元
『アルカディアス・モモキング』を採用しているのですが、普通に使う分には6コスト必要と少々重めな印象。
ということで『アルカディアス・モモキング』用に進化元をいくつか採用してみました。
まずは『アルカディアス・モモキング』の弱点である6コストを克服するため『チャラ・ルピア』『コッコ・ルピア GS』を採用しました。
これらはドラゴンのコストを下げることができるクリーチャーなのですが、『アルカディアス・モモキング』だけでなく『我我我ガイアール・ブランド』もドラゴンなのでコスト軽減効果の恩恵を受けることができます。もちろん進化元として使うこともできます!


『チャラ・ルピア』 P(C) 光/火文明 (2) クリーチャー:ファイアー・バード 1500 自分のドラゴンの召喚コストを2少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。
『コッコ・ルピア GS』P 火文明 (3) クリーチャー:ファイアー・バード 1000 G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない) 自分のドラゴンの召喚コストを2少なくしてもよい。ただし、コストは1以下にはならない。
『チャラ・ルピア』『コッコ・ルピア GS』を採用したので、せっかくのコスト軽減効果の恩恵を生かしたい!っということで他の枠にコストの低いドラゴンを採用しました。
『煌星龍 サッヴァーク』は自身が”G・ストライク”持ちかつ”G・ストライク”のサポートも備えているので遅延としてかなり有効な進化元ドラゴンです。進化後も”シンカパワー”で制圧に一役買ってくれます。
”G・ストライク”…シールドゾーンから手札に加える時に、相手に見せることで相手のアタッカーを1体を攻撃できない状態にする。
対して『大爆龍 ダイナボルト』は”スピードアタッカー”持ちに二回攻撃とかなり攻撃的な性能を持っているドラゴンです。
こちらも進化後は”シンカパワー”で制圧に一役買ってくれるので、フィニッシャーへの繋ぎ役として非常に優秀です。中盤はこれらで上手く繋ぎましょう。
『煌星龍 サッヴァーク』 VR 光文明 (3) クリーチャー:マスター・ドラゴン/メタリカ/レクスターズ 4500 G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない) ブロッカー このクリーチャーを「G・ストライク」能力で相手に見せた時、相手のクリーチャーを1体選び、タップする。 シンカパワー:このクリーチャーが進化する時、相手のクリーチャーを2体まで選び、タップする。
『大爆龍 ダイナボルト』 VR 火文明 (4) クリーチャー:ダイナマイト・ドラゴン/レクスターズ 5000 スピードアタッカー 各ターン、このクリーチャーがはじめて攻撃する時、アンタップする。 シンカパワー:このクリーチャーが進化する時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。進化の後、その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
採用カード③フィニッシャー
今回のデッキレシピは2コストクリーチャー、進化元用のルピア・ドラゴンを12〜16枚ずつ採用し、残りの枠をフィニッシャーに充てる形で構成されています。
なので、残りの枠は前述した『我我我ガイアール・ブランド』、『アルカディアス・モモキング』でほぼほぼ占める形です。
ただし、これだけだと少し心もとない気もするので殿堂入りカードにも指定されている『“轟轟轟”ブランド』を1枚無理やりねじ込みました…笑
さすがは殿堂入りカードということでスペックは化け物!是が非でも入れておきたい1枚です。
『“轟轟轟”ブランド』 MAS 火文明 (7) クリーチャー:ビートジョッキー 9000 マスターG・G・G:自分の手札がこのカードだけなら、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。 スピードアタッカー W・ブレイカー このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンに火のカードがあれば、カードを1枚引く。その後、自分の手札を好きな枚数捨ててもよい。こうして捨てた手札1枚につき、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体、破壊する。
デッキ改造案
さて、今回の”赤白我我我”を一通り紹介し終えましたが、最後にちょっとした改造案などを紹介して終わりにしたいと思います。
デッキ改造案①もっと速度を上げたい!”赤単我我我”へ
”赤単我我我”の派生である”赤白我我我”のさらに派生…っといった立ち位置なのが今回のデッキになるのですが、原点回帰ということで”赤単我我我”にすることも簡単です。
ざっくりではありますが、光文明のカード、『コッコ・ルピア GS』を全て抜き、『凶戦士ブレイズ・クロー』や『グレイト“S-駆”』等の火文明1コストクリーチャー、『“逆悪襲”ブランド』に差し替えることで”赤単我我我”をほぼほぼ再現することができます!
費用もそこまでかかりませんので、集めておいて損はないでしょう。
『凶戦士ブレイズ・クロー』C 火文明 (1) クリーチャー:ドラゴノイド 1000 このクリーチャーは、可能なら毎ターン攻撃する。
『グレイト“S-駆”』R 火文明 (1) クリーチャー:ビートジョッキー 1000 G・G・G:自分の手札が1枚以下なら、このクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。(「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない) 自分のターンの終わりに、このクリーチャーがアンタップしていたら、自分の手札に戻す。
『“逆悪襲”ブランド』VR 火文明 (7) クリーチャー:ビートジョッキー 9000 G・G・G:自分の手札が1枚以下なら、このクリーチャーの召喚コストを6少なくする。 スピードアタッカー W・ブレイカー このクリーチャーが出た時、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。
一部の高額カードに目を瞑れば、費用2000円ほどでこちらのデッキレシピをほぼほぼ再現できます!
デッキ改造案②展開力を底上げ!『BIRIBIRIII・ビリー』
条件こそあれど、このデッキだと比較的達成しやすい『BIRIBIRIII・ビリー』もおすすめです!
”マジボンバー5”で攻撃時に5コスト以下のクリーチャーを踏み倒せるので、このデッキだとフィニッシャー以外のクリーチャーならなんでも踏み倒すことができます!
特に『大爆龍 ダイナボルト』を踏み倒すことができればかなりの打点が形成できるのでおすすめの一枚です!
『BIRIBIRIII・ビリー』 VR 光文明 (3) クリーチャー:ビートジョッキー/チームボンバー 4000 ブロッカー バトルゾーンに自分のクリーチャーが3体以上なければ、このクリーチャーは攻撃できない。 <マジボンバー>5(このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を見る。その後、コスト5以下のクリーチャーを1体、自分の手札または山札の上から、バトルゾーンに出してもよい)

最後までお読みいただきありがとうございました!
今後もデュエマ、遊戯王を中心にデッキ解説記事、カードの高騰情報をまとめた記事を投稿していきますのでよろしくお願いします!
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