こんにちは!『Re:(り)』です!
リアルでは所謂”カードショップ店員”として生活しつつ、個人的な趣味で『Re:blog』を運営しています。
当ブログ『Re:blog』では、TCG関連の最新情報や、大会で使われているデッキや安くて長く遊べるデッキを紹介するデッキ解説記事などを投稿しています。
前述した通り、筆者は”カードショップ店員”というわけで、そのキャリアを存分に活かして深い情報を提供できるブログを目指して、日々精進しています。
皆さまのお役に立てるような情報を提供できれば幸いです。

主にデッキ解説記事と高騰情報をまとめた記事を投稿しています!
デッキを作る際や、手持ちのカードを整理する際に参考になれば幸いです!
今回記事で解説するデッキは、”アイアントLO”と呼ばれるちょっと変わった戦術を得意とするデッキです。
”LO”とは”ライブラリアウト”の略称で、いわゆるデッキ破壊戦術のことを指します!
『アイアント』 たね HP 90 タイプ草 ワザ 草 はさむ20 無無 くいあらす 自分の場の「アイアント」の数ぶん、相手の山札を上からトラッシュする。 弱点:炎×2 抵抗:無 逃げ:無
上記の『アイアント』を見れば一目瞭然ですが、技「くいあらす」を使って相手のデッキをガンガン破壊するのが基本的な戦術になります!
ポケカでデッキ破壊戦術が…って思いの方がいるかもしれませんが、大会の優勝実績を持つ実力派のデッキです!
『アイアント』だけだとイメージしにくいと思いますので、今回のデッキ解説記事ではこの”アイアントLO”の詳細をできるだけわかりやすく記事にまとめていきたいと思います!
①『アイアント』を主軸にしたデッキ破壊デッキ!
②大会の優勝実績を持つ実力派のデッキ!
①大会で勝ちたい方!
②ちょっと変わったデッキが好きな方!
③デッキ破壊戦術が好きな方!
デッキレシピ公開

※このデッキレシピは筆者の脳内構築なので欠陥がある場合がございます。
「こんなアイディアがあるんだー」程度で見ていただけると幸いです。
デッキ解説
まずは大まかなデッキの動かし方を解説し、各カードの採用理由などを後述していきます。
何はともあれ序盤はサイド、山札から『アイアント』を複数枚集める必要があります。
『シャクヤ』で『アイアント』の”サイド落ち”をケアしつつ、『レベルボール』で『アイアント』を引っ張って来ましょう!
『アイアント』を複数枚集めたら技「くいあらす」で毎ターンチクチクと相手のデッキを破壊していきます。
『シャクヤ』 サポート 自分のサイドを3枚まで選び、手札に加える。その後、手札から、加えた枚数ぶんのカードを選び、ウラにしてサイドとして置く。 サポートは、自分の番に1枚しか使えない。
『レベルボール』 グッズ 自分の山札から、HPが「90」以下のポケモンを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。 グッズは、自分の番に何枚でも使える。
他のTCGを嗜んでるプレイヤーだと、デッキ破壊といえば「1ターンで一気にどかーん!」んsどちらかというと”コンボデッキ”のイメージが強いと思うのでギャップを感じそうですが…笑
現環境だと『アイアント』の弱点である”炎”が少ないので残りの枠を邪魔・耐久寄りにすれば案外デッキが削られます。(他TCGに比べてドローソースやサーチカードが強いから山札が減りやすいってのもありますね!)
『アイアント』でデッキを削っている間は『ポケモンキャッチャー』で『アイアント』をワンパンで倒せないポケモンを引っ張り出したり、『ガラル鉱山』を配置してバトル場をロックしてうまく耐久しながら”ライブラリアウト”を狙っていきます!
このデッキは常に先のことを考えてプレイする必要があるので、戦略を組み立てるのが好きな方ならハマること間違いなしです!


『ポケモンキャッチャー』 グッズ コインを1回投げオモテなら、相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。 グッズは、自分の番に何枚でも使える。
『ガラル鉱山』 スタジアム おたがいのバトルポケモンのにげるためのエネルギーは、それぞれ2個ぶん多くなる。 スタジアムは、自分の番に1枚だけ、バトル場の横に出せる。別の名前のスタジアムが場に出たなら、このカードをトラッシュする。
①何はともあれ『アイアント』をかき集めてら技「くいあらす」でデッキ破壊!
②『ポケモンキャッチャー』で『アイアント』をワンパンで倒せないポケモンを引っ張り出したり、『ガラル鉱山』を配置してダメージを受けた『アイアント』を引っ込めて第二、第三の『アイアント』を引っ張り出してうまく耐久しながら”ライブラリアウト”を狙っていこう!
各カードの採用理由
それでは各カードの採用理由を役割別で紹介していきます。
採用カード①ポケモン
ポケモンで採用したカードは『チラチーノ』系列と『マナフィ』、『ミュウ』とサポートに特化した布陣ですね。
特に『チラチーノ』系列は進化元の『チラーミィ』が優秀で、技「なかまをよぶ」で『アイアント』を山札から2体まで出すことができます!『アイアント』を並べ切った後は『チラチーノ』の特性「やりくり」で毎ターンドローすることができるので序盤・終盤共に隙がありません!
他ポケモンの採用理由として『マナフィ』はベンチの『アイアント』を守る、『ミュウ』がグッズサーチ用といった感じでしょうか。
この中だと『ミュウ』がデッキのコンセプトと少し離れてる役割なので調整候補になってくるかなと思います。




『チラーミィ』 たね HP 60 タイプ無 ワザ 無 なかまをよぶ 自分の山札からたねポケモンを2枚まで選び、ベンチに出す。そして山札を切る。 無 はたく 弱点:格闘×2 抵抗:無 逃げ:無
『チラチーノ』 1 進化 HP 90 タイプ無 特性 やりくり 自分の番に、自分の手札を1枚トラッシュするなら、1回使える。自分の山札を2枚引く。 ワザ 無 エネアシスト40 自分のトラッシュから基本エネルギーを1枚選び、ベンチポケモンにつける。 弱点:格闘×2 抵抗:無 逃げ:無
『マナフィ』 たね HP 70 タイプ水 特性 なみのヴェール このポケモンがいるかぎり、自分のベンチポケモン全員は、相手のワザのダメージを受けない。 ワザ 水 みずかけ20 弱点:電気×2 抵抗:無 逃げ:無
『ミュウ』 たね HP 60 タイプ超 特性 ふしぎなしっぽ このポケモンがバトル場にいるなら、自分の番に1回使える。自分の山札を上から6枚見る。その中からグッズを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。残りのカードは山札にもどして切る。 ワザ 超無 サイコショット30 弱点:悪×2 抵抗:格闘−30 逃げ:無
採用カード②グッズ
大まかに”展開用”・”耐久用”の2種類に分けられます。
展開用
”展開用”になるのは『レベルボール』、『バトルVIPパス』辺りになってくるかと思います。
『レベルボール』は前述した通り『アイアント』のサーチ、『バトルVIPパス』は初手に限り有効な展開力の底上げカードなので4枚採用です。
ちなみに今回のデッキレシピの採用ポケモンはいずれもHP90以下なので、『レベルボール』の仕事は『アイアント』のサーチだけに留まらず、状況に応じて器用にサーチすることができます。こちらも4枚採用で問題無いでしょう。
『バトルVIPパス』 グッズ このカードは、最初の自分の番にしか使えない。 自分の山札からたねポケモンを2枚まで選び、ベンチに出す。そして山札を切る。 グッズは、自分の番に何枚でも使える。
耐久用
一言で”耐久用”とまとめましたが、厳密には耐久用+邪魔する用といった感じでしょうか。
耐久用に該当するグッズは『レスキューキャリー』、『回収ネット』の二種類です。
まず、4枚採用の『レスキューキャリー』は”アイアントLO”ではほぼほぼ必須枠かなと思います。
前述した通り、デッキレシピの採用ポケモンはいずれもHP90以下なので『レスキューキャリー』の汎用性がめちゃくちゃ高いです。
主な使用用途としては、予め手札に『レスキューキャリー』をキープしておいて、『アイアント』がやられても即座に回収するって感じですね。試合の展開を二手・三手読みながら使っていく必要があります。
『回収ネット』はダメージを受けてしまった『アイアント』を回収して再度展開することができるので採用しています。
『レスキューキャリー』 グッズ 自分のトラッシュからHPが「90」以下のポケモンを2枚まで選び、相手に見せて、手札に加える。 グッズは、自分の番に何枚でも使える。
『回収ネット』 グッズ 自分のポケモン(「ポケモンV・GX」をのぞく)を1匹選び、手札にもどす。(ポケモン以外のカードは、すべてトラッシュする。) グッズは、自分の番に何枚でも使える。
残りの採用カードは方向性は違えど、相手の足を引っ張ることで耐久するためのグッズで構成されています。
ここら辺のカードは周りの環境・人によって好みが分かれるところだと思いますので、調整枠になってきます。
『おうえんYホーン』 グッズ おたがいのバトルポケモンを、それぞれこんらんにする。 グッズは、自分の番に何枚でも使える。
『やまびこホーン』 グッズ 相手のトラッシュからたねポケモンを1枚選び、相手のベンチに出す。 グッズは、自分の番に何枚でも使える。
『クラッシュハンマー』 グッズ コインを1回投げオモテなら、相手の場のポケモンについているエネルギーを1個選び、トラッシュする。 グッズは、自分の番に何枚でも使える。
採用カード③サポート、その他
上記で触れた通り、『シャクヤ』はサイド落ちケア、『ガラル鉱山』はバトル場に軽いロックを掛けて耐久する用で採用しているのでこの辺は必須枠かなと思います。
その他で必須枠になってくるのは『ツインエネルギー』『ダブルターボエネルギー』のエネルギー関係でしょうか?
『アイアント』の技「くいあらす」を1枚で打てるエネルギーなので重要なカードですね。
いわゆる無色2個分エネルギーが8枚体制にできるようになった点が”アイアントLO”の評価を押し上げた一因になってるのかなって思います。


『ツインエネルギー』 特殊エネルギー このカードは、ポケモンについているかぎり、無エネルギー2個ぶんとしてはたらく。 「ポケモンV・GX」についているなら、無エネルギー1個ぶんとしてはたらく。
『ダブルターボエネルギー』 特殊エネルギー このカードは、ポケモンについているかぎり、エネルギー2個ぶんとしてはたらく。 このカードをつけているポケモンが使うワザの、相手のポケモンへのダメージは「-20」される。
デッキ改造案
さて、今回の”アイアントLO”を一通り紹介し終えましたが、ここからはちょっとした改造案などを紹介して本記事を終了したいと思います。
デッキ改造案①いつでも特殊エネルギー破壊が可能に!『イベルタル』
まず、採用候補になるポケモンとして『イベルタル』が挙げられます。
技「はかいのさけび」が上記の無色エネルギー1枚で打つことができ、特殊エネルギーを破壊することができるので結果的に『アイアント』の耐久に役立ちます。
『イベルタル』 たね HP 120 タイプ悪 ワザ 無無 はかいのさけび 相手の場のポケモンについている特殊エネルギーを3枚まで選び、トラッシュする。 悪無無 ダークフェザー100 弱点:電気×2 抵抗:格闘−30 逃げ:無無
デッキ改造案②もっとデッキ破壊に特化!『のろいのスコップ』
もっとデッキ破壊に特化させたいのなら『のろいのスコップ』の採用を検討してみてもいいかなと思います。
狙われやすくてHPの低い『アイアント』なんかに付ければ抑止力になる良カードです。
デッキのコンセプトにマッチしているのでおすすめです。
『のろいのスコップ』 ポケモンのどうぐ ポケモンのどうぐは、自分のポケモンにつけて使う。ポケモン1匹につき1枚だけつけられ、つけたままにする。 このカードをつけているポケモンが、相手のポケモンからワザのダメージを受けてきぜつしたとき、相手の山札を上から2枚トラッシュする。 グッズは、自分の番に何枚でも使える。

最後までお読みいただきありがとうございました!
今後もデュエマ、遊戯王を中心にデッキ解説記事、カードの高騰情報をまとめた記事を投稿していきますのでよろしくお願いします!
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