こんにちは!『Re:(り)』です!
リアルでは所謂”カードショップ店員”として生活しつつ、個人的な趣味で『Re:blog』を運営しています。
当ブログ『Re:blog』では、TCG関連の最新情報や、大会で使われているデッキや安くて長く遊べるデッキを紹介するデッキ解説記事などを投稿しています。
前述した通り、筆者は”カードショップ店員”というわけで、そのキャリアを存分に活かして深い情報を提供できるブログを目指して、日々精進しています。
皆さまのお役に立てるような情報を提供できれば幸いです。

主にデッキ解説記事と高騰情報をまとめた記事を投稿しています!
デッキを作る際や、手持ちのカードを整理する際に参考になれば幸いです!
今回記事で解説するデッキは、最新弾”バトルリージョン”に収録されている『ヒスイダイケンキV』を使った悪デッキです!
『ヒスイダイケンキV』は同弾に”VSTAR”も一緒に収録されているので、今弾の目玉カードでもありますね!
『ヒスイダイケンキV』 たね HP 220 タイプ悪 ワザ 悪 つづらおとし 相手の場のポケモンについている「ポケモンのどうぐ」を2枚まで選び、トラッシュする。 悪悪悪 シャドースラッシュ180 このポケモンについているエネルギーを1個選び、トラッシュする。 弱点:草×2 抵抗力: − 逃げる:無無
『ヒスイダイケンキVSTAR』 V進化 HP 270 タイプ悪 ワザ 悪悪 むじひなやいば110+ 相手のバトルポケモンにダメカンがのっているなら、110ダメージ追加。 VSTARパワー【特性】 ザンゲツスター 自分の番に使える。相手のポケモン1匹に、ダメカンを4個のせる。[対戦中、自分はVSTARパワーを1回しか使えない。] 弱点:草×2 抵抗力: − 逃げる:無無
『ヒスイダイケンキV』は悪タイプらしく、”つづらおとし”で相手の道具をトラッシュしながら攻撃できる強力なポケモンです!悪エネルギー1個で打てるのも魅力的!
対して”VSTAR”カードである『ヒスイダイケンキVSTAR』は火力特化のポケモン!
悪エネルギー2個で打てる”むじひなやいば”はダメカンが乗っている相手ポケモンに220ダメージも与えることができます!
今回は『ヒスイダイケンキVSTAR』の”むじひなやいば”に着目し、相手ポケモンにダメカンをばら撒きつつ、高火力を与える悪デッキを紹介します!
①『ヒスイダイケンキV』は”つづらおとし”で相手の道具をトラッシュしながら攻撃できる強力なポケモン!
②対して”VSTAR”カードである『ヒスイダイケンキVSTAR』は状況次第で相手ポケモンに220ダメージも与えることができる超火力ポケモン!
③ダメカンをばら撒くポケモンと相性◎
①とにかく最新弾のカードを使いたい方!
②悪タイプのデッキを組んでみたい方!
③大会で結果を残すよりもカジュアルにプレイしたい方!
デッキレシピ公開

※このデッキレシピは筆者の脳内構築なので欠陥がある場合がございます。
「こんなアイディアがあるんだー」程度で見ていただけると幸いです。
デッキ解説
まずは大まかなデッキの動かし方を解説し、各カードの採用理由などを後述していきます。
このデッキの主軸になっているのはデッキ名からもわかる通り『ヒスイダイケンキV』と『ヒスイダイケンキVSTAR』です。まずはこいつらの育成を最優先に行いましょう。
『ヒスイダイケンキV』は状況次第ではバトル場に出して”つづらおとし”で相手の道具をトラッシュして邪魔をする…っといったプレイングも可能です。覚えておきましょう。
そしてベンチで『インテレオン(クイックシューター)』の育成も行っておきたいです。
特性”クイックシューター”は相手ポケモンにダメカンを2個乗せられるので、『ヒスイダイケンキVSTAR』の”むじひなやいば”で220ダメージを与える下準備が簡単になります。
予め倒しておきたいポケモンを”クイックシューター”でダメカンで乗せておいて、『ボスの司令』などで引っ張り出すことで一気にサイドレースを有利に進めることができます!
『インテレオン(クイックシューター)』 2 進化 HP 150 タイプ水 特性 クイックシューター 自分の番に1回使える。相手のポケモン1匹に、ダメカンを2個のせる。 ワザ 無無 たきのぼり70 弱点:電気×2 抵抗力: − 逃げる:無
『ボスの司令』 サポート 相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。 サポートは、自分の番に1枚しか使えない。
①『ヒスイダイケンキV』と『ヒスイダイケンキVSTAR』の育成を最優先で!
②ベンチで『インテレオン(クイックシューター)』の育成も行って特性”クイックシューター”でダメカンをばら撒いておこう!
③『ボスの司令』で育成した『ヒスイダイケンキVSTAR』とダメカンを乗せたポケモンを引っ張りだし、”むじひなやいば”で220ダメージ!
各カードの採用理由
それでは各カードの採用理由を役割別で紹介していきます。
採用カード①ポケモン
前述したとおり、『ヒスイダイケンキV』のサブポジションとして『インテレオン(クイックシューター)』を採用したのでまずは進化元のポケモンである『メッソン』『ジメレオン(うらこうさく)』を4枚ずつ採用しています。
『ジメレオン(うらこうさく)』の特性”うらこうさく”は山札から好きなトレーナーズを一枚手札に加えられるので状況に応じて柔軟に対応できます。”腐る”場面があまりないのでこれらは4枚ずつの採用で問題ないかと思います。
”腐る”…何らかの条件により、全く役に立たない状態にあること。特に手札で腐っているカードを「死に札」などと呼ぶこともある。


『メッソン』 たね HP 60 タイプ水 ワザ 無 どんどんよぶ 自分の山札から「れんげき」のたねポケモンを3枚まで選び、ベンチに出す。そして山札を切る。 無無 ダブルスピン20× コインを2回投げ、オモテの数×20ダメージ。 弱点:電気×2 抵抗力: − 逃げる:無
『ジメレオン(うらこうさく)』 1 進化 HP 90 タイプ水 特性 うらこうさく 自分の番に、このカードを手札から出して進化させたとき、1回使える。自分の山札からトレーナーズを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。 ワザ 水無 みずきり30 弱点:電気×2 抵抗力: − 逃げる:無
あとはダメカンをばら撒くことができる『ガラルジグザグマ』を4枚採用しています。
前述した通り『ヒスイダイケンキVSTAR』はダメカンが乗っているポケモンに対して超火力を叩き出せるので、気軽にダメカンをばら撒くことができる『ガラルジグザグマ』は相性が良いです。
ただし、ベンチを圧迫してしまうので考え無しに出すのは禁物です。
残りの枠は、どんなタイミングで引いても”腐る”ことが無さそうなポケモンを1枚ずつ採用しました。
『ガラルジグザグマ』、1枚積みの枠は調整枠といったところでしょうか。
『ガラルジグザグマ』 たね HP 70 タイプ悪 特性 かんしゃくヘッド 自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。相手のポケモン1匹に、ダメカンを1個のせる。 ワザ 悪無 ふいをつく30 コインを1回投げウラなら、このワザは失敗。 弱点:草×2 抵抗力: − 逃げる:無
採用カード②グッズ関係
『インテレオン(クイックシューター)』含むインテレオン系列のポケモン達は効果こそ優秀なものの、2進化ポケモンなのでサーチカードをたくさん積まないとデッキがうまく回らない可能性があります。
今回はインテレオン系列以外のポケモンも状況に応じてサーチできる『クイックボール』『ハイパーボール』を4枚ずつ、進化ポケモン限定のサーチである『しんかのおこう』を3枚採用して事故率の緩和を狙っています。
個人的には『しんかのおこう』は1枚ぐらい減らしてしまっても問題ないかと思います。
『クイックボール』 グッズ このカードは、自分の手札を1枚トラッシュしなければ使えない。 自分の山札からたねポケモンを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。 グッズは、自分の番に何枚でも使える。
『ハイパーボール』。 グッズ このカードは、自分の手札を2枚トラッシュしなければ使えない。 自分の山札からポケモンを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。 グッズは、自分の番に何枚でも使える。
『しんかのおこう』 グッズ 自分の山札から進化ポケモンを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。 グッズは、自分の番に何枚でも使える。
それ以外のグッズはエネ加速ができる『ダークパッチ』、ダメカンが乗っているポケモンを引っ張り出す事が状況次第で可能な『あなぬけのヒモ』、火力を底上げできる『こだわりベルト』をそれぞれ1~2枚ずつ採用しています。
これらのカードは上記のようなデッキの事故率緩和が目的ではなく、主に『ジメレオン(うらこうさく)』の対応力を底上げするための採用ですね。特性”うらこうさく”で状況に応じてこれらのカードを引っ張って有効的に使っていきましょう。ここら辺の枠も人によって変わってくる枠だと思います。
『ダークパッチ』 グッズ 自分のトラッシュから「基本悪エネルギー」を1枚選び、ベンチの悪ポケモンにつける。 グッズは、自分の番に何枚でも使える。
『あなぬけのヒモ』 グッズ おたがいのプレイヤーは、それぞれ、自分のバトルポケモンをベンチポケモンと入れ替える。(入れ替えは相手から行う。ベンチがいないプレイヤーは入れ替えをしない。) グッズは、自分の番に何枚でも使える。
『こだわりベルト』 ポケモンのどうぐ ポケモンのどうぐは、自分のポケモンにつけて使う。ポケモン1匹につき1枚だけつけられ、つけたままにする。 このカードをつけているポケモンが使うワザの、相手のバトル場の「ポケモンV」へのダメージは「+30」される。 グッズは、自分の番に何枚でも使える。
採用カード③サポート、その他
サポートで目立つ採用カードといえば『ツツジ』『キバナ』辺りでしょうか?
これらも主に『ジメレオン(うらこうさく)』の対応力を底上げするための採用です。
これらのサポートは効果が強力な分、使えるタイミングが限定されているので特性”うらこうさく”との相性は抜群です。状況に応じて引っ張ってきましょう。
『ツツジ』 サポート このカードは、相手のサイドの残り枚数が3枚以下のときにしか使えない。 おたがいのプレイヤーは、それぞれ手札をすべて山札にもどして切る。その後、自分は6枚、相手は2枚、山札を引く。 サポートは、自分の番に1枚しか使えない。
『キバナ』 サポート このカードは、前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていなければ使えない。 自分のトラッシュから基本エネルギーを1枚選び、自分のポケモンにつける。その後、自分の山札から好きなカードを1枚選び、手札に加える。そして山札を切る。 サポートは、自分の番に1枚しか使えない。
あとはメタカードとして『崩れたスタジアム』を今回採用しています。
昨今のポケカ環境は『クロバットV』や『ネオラントV』のようなベンチの枠を消費しながら展開していくデッキタイプが多いので、これらを牽制することができます。
『ネオラントV』こそ採用していますが、今回の構築では『インテレオン(クイックシューター)』の方が重要なため、こちらはそこまでベンチを圧迫せずともやりたいことがある程度できます。
この枠も別のカードに差し替えても問題無い枠になっています。
『崩れたスタジアム』 スタジアム おたがいのプレイヤーがベンチに出せるポケモンの数は、4匹になる。[ベンチの数を変更する効果は、少ない数が優先される。] (このカードが場に出たとき、ベンチが5匹以上いるプレイヤーは、4匹になるまでトラッシュする。トラッシュするのは、このカードの持ち主から。) スタジアムは、自分の番に1枚だけ、バトル場の横に出せる。別の名前のスタジアムが場に出たなら、このカードをトラッシュする。
『クロバットV』 たね HP 180 タイプ悪 特性 ナイトアセット 自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。自分の手札が6枚になるように、山札を引く。この番、すでに別の「ナイトアセット」を使っていたなら、この特性は使えない。 ワザ 悪無 どくのキバ70 相手のバトルポケモンをどくにする。 弱点:格闘×2 抵抗力: − 逃げる:無
『ネオラントV』 たね HP 170 タイプ水 特性 ルミナスサイン 自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。自分の山札からサポートを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。 ワザ 水無無 アクアリターン120 このポケモンと、ついているすべてのカードを、自分の山札にもどして切る。 弱点:電気×2 抵抗力: − 逃げる:無
デッキ改造案
では、『ヒスイダイケンキV』のデッキ紹介は一通り終えましたので、最後にデッキの改造案をいくつか出していきます。
デッキを改造する際の参考になればと思います。
デッキ改造案①もっと悪タイプに特化させたい!
今回紹介したデッキはある程度の強さを担保した形なので、『インテレオン(クイックシューター)』のような汎用性の高い強力なポケモンを採用したのですが如何せん値段が高い…。
いっそのことインテレオン系列のカードを全て抜いて、『ガラルタチフサグマ』を採用して悪タイプに寄せる構築にするのもおすすめです!
特性”あらくれシャウト”でダメカンをバラ撒けるので『ヒスイダイケンキV』とも相性が良いです!
また、インテレオン系列のカードを全て抜くとかなりの枠を確保できるので、『ブラッキーV』を”VMAX”と一緒に採用するのも有りです!
『ガラルタチフサグマ』 2 進化 HP 160 タイプ悪 特性 あらくれシャウト 自分の番に、このカードを手札から出して進化させたとき、1回使える。相手のポケモン1匹に、ダメカンを3個のせる。 ワザ 悪無 ブロッキング90 次の相手の番、このポケモンはたねポケモンからワザのダメージを受けない。 弱点:草×2 抵抗力: − 逃げる:無
『ブラッキーV』 たね HP 200 タイプ悪 ワザ 悪 くろいまなざし30 次の相手の番、このワザを受けたポケモンは、にげられない。 悪無無 げっこうのやいば80+ このポケモンにダメカンがのっているなら、80ダメージ追加。 弱点:草×2 抵抗力: − 逃げる:無無
デッキ改造案②もっと手軽に大ダメージを!『フーパ』+『回収ネット』
前述した悪タイプに特化させる改造案のさらに派生になりますが…。
今回の構築では『ガラルジグザグマ』を採用していますが、『ガラルジグザグマ』と相性が良い『回収ネット』を採用して、ついでに『フーパ』を採用して改造も個人的に強そうだと思います。
『フーパ』の”アサルトゲート”は悪エネルギー一個で90ダメージと破格の性能をしているのですが、ベンチからバトル場に出ていないと技が失敗するデメリット持ちです。
なので”アサルトゲート”を打つことに成功した『フーパ』を『回収ネット』で即座に回収して再びベンチにセットして…っといった動きが非常に強力です。
『フーパ』だけでなく『ガラルジグザグマ』のダメカンばら撒き効果も使いまわせるので今回紹介した『ヒスイダイケンキV』とも相性が良いはずです。


『フーパ』 たね HP 120 タイプ悪 ワザ 悪 アサルトゲート90 この番、このポケモンがベンチからバトル場に出ていないなら、このワザは失敗。このワザのダメージは弱点を計算しない。 弱点:草×2 抵抗力: − 逃げる:無無
『回収ネット』 グッズ 自分のポケモン(「ポケモンV・GX」をのぞく)を1匹選び、手札にもどす。(ポケモン以外のカードは、すべてトラッシュする。) グッズは、自分の番に何枚でも使える。

最後までお読みいただきありがとうございました!
今後もデュエマ、遊戯王を中心にデッキ解説記事、カードの高騰情報をまとめた記事を投稿していきますのでよろしくお願いします!
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