先日、山札からのカードを使用する際の処理に関する裁定変更が通知されました。

今日から土日というわけでCSにも影響を及ぼすこの裁定変更。CSに参加するプレイヤーは知っておかないとまずい!というわけでこの記事でもわかりやすく、完結にまとめてみます。
【結論】めくったカードは効果の影響を受けない!
結論として、今回の裁定変更は”めくったカードは効果の影響を受けない!”です。
文字に起こしただけだとピンとこないと思いますので…
上記の画像の状況通り、『蒼き守護神 ドギラゴン閃』の”ファイナル革命”効果で”EXライフ”持ちを場に出した場合で解説します。

『蒼き守護神 ドギラゴン閃』 LEG 光/火文明 (8) クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 13000 革命チェンジ:光または火のコスト5以上のドラゴン ブロッカー T・ブレイカー 自分のターンの終わりに、自分の多色クリーチャーをすべてアンタップする。 ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から進化ではない多色クリーチャーを、コストの合計が6以下になるように好きな数選び、出す。残りを好きな順序で山札の下に置く。 |
『蒼き守護神 ドギラゴン閃』の”ファイナル革命”効果で『魔帝連結 ガイゼキアール』が4枚めくれたとしましょう。『魔帝連結 ガイゼキアール』は多色クリーチャーなので踏み倒しが可能な”EXライフ”持ちですね。




『魔帝連結 ガイゼキアール』 VR 光/闇/火文明 (6) クリーチャー:ディスペクター/デーモン・コマンド/レッド・コマンド・ドラゴン 9000 EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く) スピードアタッカー W・ブレイカー カードが自分のシールドゾーンから墓地に置かれた時、次のうちいずれか1つを選ぶ。 ▶カードを1枚引く。 ▶相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。 ▶相手のクリーチャーを1体選び、タップする。 |
わかりやすく説明するために、めくれた順番でA、B、C、Dと名付けますね。




以前までの裁定だと、『魔帝連結 ガイゼキアール』(A)を踏み倒した場合、『魔帝連結 ガイゼキアール』(B)が山札の一番上にあたるカードなので、”EXライフ”効果で(B)がシールドに置かれました。
(B)を踏み倒した場合は(A)が山札の1番上になるので(A)がシールドに置かれます。
…っと、以前までの裁定だとなんだかややこしい処理になってました。
今回の裁定変更により、”めくったカードは効果の影響を受けない!”ので、どの『魔帝連結 ガイゼキアール』を踏み倒しても捲ったあとの山札の一番上がシールドに置かれます!
【補足】めくったカードは効果の影響を受けないならメタカードは…?
”めくったカードは効果の影響を受けない!”とのことなので、『とこしえの超人』のようなメタクリーチャーの効果も影響しないかと言われると全然そんなことないです。
そこは普段通りの処理で大丈夫です。

『とこしえの超人』 UC 自然文明 (1) クリーチャー:ジャイアント 4000 G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない) このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。 相手が自身の手札以外からカードを出す時、かわりにマナゾーンに置く。 |
”めくったカードは効果の影響を受けない!”といえど、場に出したらその影響はなくなるので『とこしえの超人』の効果が誘発してマナゾーンに送られます。
『表向きにしたカードは効果の影響は受けない。出す、使用するカードのみは影響を受ける。永続的に続いてる効果の影響は表向きにするカード達も関係なく受ける』
これを覚えておけばとりあえず大丈夫かと思います。処理がわからない場合は近くのジャッジを呼びましょう。
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