先日記事にした『斬龍電融 オロチリュウセイ』の高騰記事が思いの外伸びました。
見てくださった方、本当にありがとうございます!
話題になってたから伸びたのだと思いますが、それ以上にこの記事で”シータボルシャックNEXT”の動きについて深掘りできたのも伸びた要因の一つかななんて思っています。
そこで今回から、TCG系ブログらしくデッキ解説記事も投稿していけたらなと思っています。
記念すべき第一回のデッキ解説記事は、現在注目されている”シータボルシャックNEXT”について改めて深掘りしていきます。
筆者は某リサイクルショップでTCGの担当を任されており、普段はカードの査定などをしています。
現職がTCGの店員なので、プレイヤーとはまた違った視点からお話できるかなと思い、今回記事にさせていただきました。

主にデッキ解説記事と高騰情報をまとめた記事を投稿しています!
デッキを作る際や、手持ちのカードを整理する際に参考になれば幸いです!
まずはデッキレシピ公開!
筆者が組んだ”シータボルシャックNEXT”はこんな感じ!

テンプレ構築とは2〜4枚ほど違ってくるとは思いますが、だいたいこんな感じかと思います。
では、デッキのおおまかな動かし方と、各カードの採用理由について書いていきますね。
デッキの動かし方。
デッキの動かし方は大まかに分けると以下の通りになります。
①『メンデルスゾーン』、『ボルシャック・栄光・ルピア』でマナを伸ばす。
②『決闘者・チャージャー』などでリソースを確保しつつ、さらにマナを伸ばす。
③皆大好き『超戦龍覇 モルト NEXT』で打点を確保して〆
①マナを伸ばす。
このデッキには1枚で2マナブーストできるカードが計8枚採用されています。
これらのカードを使ってまずはマナを伸ばすことが序盤の動きになります。


『メンデルスゾーン』 P 火/自然文明 (2) 呪文 自分の山札の上から2枚を表向きにする。その中のドラゴンをすべて、タップしてマナゾーンに置き、残りのカードを墓地に置く。 |
『ボルシャック・栄光・ルピア』 P 火/自然文明 (3) クリーチャー:ファイアー・バード/アーマード・ドラゴン 4000 このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をタップしてマナゾーンに置く。それがドラゴンなら、自分の山札の上からさらにもう1枚、タップしてマナゾーンに置く。 |
①リソースを確保しつつマナを伸ばす。
中盤では、終盤の打点増強のためのリソースを確保しながらマナを伸ばしていきます。
主に『決闘者・チャージャー』がこの役割を担っています。

『ボルシャック・ドラゴン』 P 火文明 (6) クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000+ W・ブレイカー 攻撃中、自分の墓地にある火のカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。 |
『決闘者・チャージャー』 P 火文明 (3) 呪文 自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から、《ボルシャック》と名前にあるカードをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。 チャージャー |
③皆大好き『超戦龍覇 モルト NEXT』で打点を確保して〆
マナを伸ばしきったら『超戦龍覇 モルト NEXT』を出して打点を増強して〆まで持っていきましょう!
『超戦龍覇 モルト NEXT』で『爆銀王剣 バトガイ刃斗』を装備し、『爆熱王DX バトガイ銀河』にまで繋げて『斬龍電融 オロチリュウセイ』を出すことでかなりの打点を生成できます。



『超戦龍覇 モルト NEXT』 WVC 火文明 (7) クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆/ドラグナー 9000 W・ブレイカー マナ武装 5:このクリーチャーが出た時、自分のマナゾーンに火のカードが5枚以上あれば、火のコスト5以下のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンから出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す) 龍マナ武装 5:各ターン、このクリーチャーがはじめて攻撃する時、自分のマナゾーンに火のドラゴンが5体以上あれば、攻撃の後、このクリーチャーをアンタップする。 |
『爆銀王剣 バトガイ刃斗』 VIC 火文明 (5) ドラグハート・ウエポン これを装備したクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。 これを装備したクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにしてもよい。それが進化ではないドラゴンなら、バトルゾーンに出す。それ以外なら、自分の山札の一番下に置く。 龍解:自分のターン中に自分のドラゴンがバトルゾーンに出た時、それがそのターンに出す最初のドラゴンでなければ、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップしてもよい。 |
『爆熱王DX バトガイ銀河』 VIC 火文明 (8) ドラグハート・クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン 12000 スピードアタッカー T・ブレイカー このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引く。その後、進化ではないドラゴンを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。 相手のドラゴンではないクリーチャーは、バトルゾーンに出たターン、攻撃できない。 (ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す) |
『斬龍電融 オロチリュウセイ』 SR 水/火/自然文明 (8) クリーチャー:ディスペクター/サイバーロード/レッド・コマンド・ドラゴン 17000 EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く) T・ブレイカー 自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。 自分のターン中、自分の山札の上から1枚目をいつでも見てもよい。それがクリーチャーなら、召喚してもよい。
その他カードの採用理由
ここでは、先ほど紹介できなかったカードたちの採用理由を書いていきます。
『ボルシャック・スーパーヒーロー』

『ボルシャック・スーパーヒーロー』 P 火文明 (6) クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ハンター 6000 W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする) このクリーチャーが出た時、パワー3000以下のサイキックではないクリーチャーをすべて破壊する。その後、パワー5000以下のサイキック・クリーチャーをすべて破壊する。 |
『超英雄タイム』 P 火文明 (2) 呪文 バトルゾーンにある相手のコスト3以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。 |
『決闘者・チャージャー』に引っかかる除去札として採用されています。
基本的に下面の『超英雄タイム』を使う場面が多いですが、後述する『ボルシャック・ドギラゴン』で捲れた際に上面の全体除去が光る場面も多い印象。
『ボルシャック・サイバーエクス』

『ボルシャック・サイバーエクス』 P 水/火文明 (6) クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サイバー・コマンド 7000 革命チェンジ:水または火のコスト3以上のドラゴン(自分の水または火のコスト3以上のドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい) スピードアタッカー W・ブレイカー このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、次のうちいずれか1つを選ぶ。 ▶︎相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーを1体選び、破壊する。 ▶︎相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。 |
序盤に出してた『ボルシャック・栄光・ルピア』にしれっと革命チェンジして除去をしながら打点を生成できます。
また、今回の構築だと水が少なめだったので『決闘者・チャージャー』に引っかかる水枠という意味合いでも採用枚数を4枚にしています。
この辺は好みが分かれると思いますので、水文明の枚数にこだわらない方は別のカードに差し替えても問題ないです。
『ボルシャック・ドギラゴン』

『ボルシャック・ドギラゴン』 LEG 火文明 (7) 進化クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍 12000 革命0トリガー:クリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、このクリーチャーを手札から見せてもよい。そうしたら、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードが火の進化ではないクリーチャーなら、バトルゾーンに出し、このクリーチャーをその上に置く。 進化:火のクリーチャー1体の上に置く。 T・ブレイカー このクリーチャーが出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このクリーチャーとその選んだクリーチャーをバトルさせる。 |
『決闘者・チャージャー』に引っかかる受け札として採用されています。
色んなデッキに受け札として採用される『ボルシャック・ドギラゴン』ですが、”革命0トリガー”はクリーチャーの出た時効果が発動するため、『ボルシャック・スーパーヒーロー』や『斬龍電融 オロチリュウセイ』の効果も誘発します。
特に『斬龍電融 オロチリュウセイ』のEXライフとの相性は良く、まじで『怒流牙 サイゾウミスト』みたいな受け札になります。

『怒流牙 サイゾウミスト』 P(VR) 光/水/自然文明 (7) クリーチャー:ジャイアント/シノビ 7000 ニンジャ・ストライク7 W・ブレイカー このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の墓地にあるカードをすべて山札に加えてシャッフルする。その後、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置く。次の自分のターンのはじめに、自分のシールドを1つ、マナゾーンに置く。 |
こうしてみると『斬龍電融 オロチリュウセイ』は打点の生成になったり、受け札として機能したり、山札を捲る効果で『爆熱王DX バトガイ銀河』などの踏み倒し効果に戦略の幅が広がるなど、”シータボルシャックNEXT”だと各方面で輝いていますね。
まとめ
今回は”シータボルシャックNEXT”のデッキ解説記事でした!
少しでも参考になったら幸いです。
このブログではTCGに関するゴシップネタ、カードの高騰情報などを遊戯王・デュエマを中心に取り扱っています!
今後も何か機会がありましたら、『Re:blog』をどうかよろしくお願いします(o_ _)o

最後までお読みいただきありがとうございました!
今後もデュエマ、遊戯王を中心にデッキ解説記事、カードの高騰情報をまとめた記事を投稿していきますのでよろしくお願いします!
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